Blog


■ 薪ストーブの話をする時にキーワードとして『遠赤外線や輻射熱』という単語が出てきますが、遠赤外線や輻射熱って一体なんだと思いますか?
輻射(放射)は遠赤外線によって伝える熱の事です。
輻射によって伝わる熱は空気を介さずに伝わるので、伝熱効率が非常に高く空気を温めるような対流によって運ばれる熱は無駄な熱移動が多く非効率的です。

では遠赤外線とは何でしょうか?
遠赤外線とは電磁波の一種で可視光線などの光の一部です。
また遠赤外線の特徴として熱損失が少なく即効性があるという性質があります。
では遠赤外線は全て体によくって温熱効果があるのかというとそうではありません。
遠赤外線の波長領域は3μから1000μまでを指すのですが、8μから14μの波長領域が人体にとって健康的で有効な温熱効果のある遠赤外線である事がわかっています。この波長領域の遠赤外線のことを育成光線といいます。NASAの研究によって育成光線が放射されると表皮から2〜3㎜入ったところで全て吸収されてしまう事が分かり、表皮近くの血液で吸収された遠赤外線が共鳴波長を起こしその時に初めて熱に変換されます。
温められた血液は身体中を巡りあたかも体の深層部で熱を感じていたような錯覚を起こし、少し前まで言われていた体内の深層部にまで遠赤外線が入り込んで温熱効果をもたらすという解釈は誤解だったことが証明されています。
ではこの育成光線と呼ばれている遠赤外線はどんな物質から放射されているかと言う事なのですが、遠赤外線の波長は表面温度に依存するのですが、90度までの物質でトーンヴェルクストーブに使われているような酸化物を多く含んだ素材からたくさんの育成光線を吸収し放射しています。
ですから一般的な鋳物製の薪ストーブや表面がタイルなどで覆われた連続運転を必要とする薪ストーブの表面温度は育成光線を放つ領域にはなっていません。
ところがトーンヴェルク蓄熱ストーブは最も効率的に温熱効果のある90度前後で長時間安定した温度をキープします。
これがトーンヴェルクストーブが暖房機器の中で特に薪ストーブの分野で世界のトップブランドを地位を獲得した理由なのです。
もしあなたが健康的で快適な暖房を実現したいと思うのでしたら、トーンヴェルク蓄熱ストーブが実現してくれます。