薪ストーブ生活の最重要課題とは?
各地から薪ストーブシーズンインのお知らせが頂いてきています。
快適な薪ストーブ生活の最も大切な条件は何といっても薪の品質です。
薪の品質を左右するのは薪のサイズと乾燥具合ですが、薪ストーブのトラブルの90%以上が薪に起因していると言われています。
薪のサイズは薪割りを行うときに視覚的に把握できますが、乾燥具合は分かりづらいと思っていませんか?
含水率系があれば一目瞭然ですが、含水率系がない場合に薪がどの程度乾燥しているかを把握するにはどうしたら良いでしょうか?
薪に生じるひび割れ具合や、薪同士で叩いた時の音などでも判断出来そうですが、見ただけで乾燥具合が簡単にわかる方法があります。
それは薪の収縮具合を見る事です。
薪(樹木)は乾燥してくると縮んできますので、薪棚に積まれた薪の最上部がどのくらい沈んだかで分かります。大凡ですが伐採時から約10%程は縮みます。但し樹種や伐倒時期、玉切りしてから時間が経っていたりすると縮代は変わりますが
薪棚に薪を積んだら最上部の高さを薪棚の柱に印をしておくと大凡の薪の乾燥具合が把握しやすいです。

最上部の薪が斜めになっていることが確認できると思いますが、初めは全ての薪が水平(平行)に積まれていました。しかし薪が乾燥して下がったために最上部の薪の後側が下がってしまっているいます。この下がり具合を見て毎年ニヤニヤしています。