悪い薪の積み方、良い薪の積み方

こちらは私のお客様ではないのですがいるところで見かけた薪の積み方としては悪い例です。中央には装飾的な積み方もされており一見すると綺麗に積まれていますが。この積み方はあまり良くありません。理由は一番下の薪が地面に直接置かれているため風が抜けず乾燥が悪くなります。薪を積み上げる場合一番下は地面から30㎝以上は開けないと風が通らずカビが生えたり腐ってしまう事があります。

こちらは私のお客様の薪棚で、単管でお客様のDIYで作られた薪棚。薪ストーブは薪の良し悪しで暖かさや快適さが全く違ってきます。また乾燥の悪い薪を燃やすとPMや多環芳香族炭化水素といった強い発がん性物質が放出され、環境を汚染してしまいます。冬に向けて薪の準備をされている方も多いかと思いますが、薪全体に風が通り抜けるような薪棚を作ることはとても大切で、薪棚を作る手間を惜しまず適切な薪棚に薪を積み上げる様にしてください。

こちらは青い空で作っている薪置き場です。メッシュボックスに入れてある33㎝にカットした薪と。1mの長さで割った薪を下から30㎝程浮かして積み上げている薪です。この場所はすぐ裏には谷になっていていつも谷風が吹いていて薪を乾燥させるには良い場所です。